みなさんこんにちは!

突然ですがオイル交換は定期的に行なっていますか?
「何千キロ走ったから交換しよう」とか「何ヵ月経ったから交換しよう」と
ご自分で管理をされている方は大丈夫でしょうが、
中には「エンジンオイルって何?交換した方が良いの?」なる方もいらっしゃるのが現実です。
今日はそんな方の為に、ちょっとだけエンジンオイルの話です。

オイルと言うとイメージ的には「潤滑」ですよね?
確かに潤滑はオイルの一番の目的でありますが、それだけではありません。

エンジンオイルには5つもの大切な役割があるんです。

一つ目は「潤滑」
エンジン内部では金属同士が常に擦れ合っているので、
それを潤滑するのがオイルの一番重要な役割ですね?

二つ目は「冷却」
エンジン内部は常に金属同士が擦れ合っているので非常に高温になります。
その熱をオイルで冷却するのも重要な役割なんです。
冷却するのはラジエータの冷却水だけでは無いんです。

三つめは「気密」
シリンダーとピストンは完全に密着している訳ではなく必ず隙間があります。
この隙間に入り込んで両者を潤滑するとともに気密性を保持するのもオイルの重要な役割なのです。
気密性が保持出来なければエンジン本来の出力を得る事は出来ません。

四つ目は「清浄」
エンジン内部は使用過程で様々な化合物やスラッジ等の「汚れ」が発生します。
これらの汚れがエンジン内に溜まると故障の原因となります。
エンジンオイルはそれらの汚れをオイル自体に包み込みエンジン内部の洗浄をしているのです。
オイルが使用経過と共に黒っぽく汚れていくのはその為です。

五つ目は「防錆」
エンジンは内外の気温差による結露によって内部に水分が発生することがあります。
これらの水分がエンジン内部の部品に錆や腐食を発生させる原因となりますので
それを防ぐ為にオイルで膜を貼る必要があります。

 

如何でしたか?

エンジンオイルって地味ですが凄い仕事をしてるんです!

車を少しでも長く乗る為にはオイルメンテナンスはとても大切ですので
「あれ?いつ交換したかな?」と言う方はサービス工場にいつでもご来店下さい!

お待ちしております

店長の原でした!